フィールズがストップ高、黒字転換に加え柔軟な株主還元を行える定款の変更も注目される

■パチスロ新製品の販売台数が想定を上回る着地に

フィールズ<2767>(東1)は5月18日、買い気配のあとストップ高の400円(80円高)で始まり、10時を過ぎては再びストップ高で買い気配となっている。

 15日の取引終了後に発表した2020年3月期の連結決算がパチスロ新製品効果などにより各利益とも黒字転換した上、自己の株式の取得(自社株買い)と柔軟な株主還元を行えるような定款の変更も発表。注目集中となった。

 20年3月期の連結売上高は前期比31.2%増加して665億8700万円となった。第4四半期に販売・納品した「パチスロ 新鬼武者」、パチスロ「エヴァンゲリオン フェスティバル」などの販売台数が想定を上回る着地となった。また、過年度決算等の一部訂正による数字の増加もあった。今期の予想は未定とした。(HC)

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