【株式市場】日経平均は後場底堅く推移し前日比で小反落、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は2日続伸

株式

◆日経平均は2万2455円76銭(126円45銭安)、TOPIXは1587.09ポイント(6.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億7698万株

 6月17日(水)後場の東京株式市場は、前場に続いて北朝鮮の動向が注視された一方、米国株が急伸して買いそびれることも少なくないとされ、日経平均の先物や連動投信に「買いヘッジ」も見られた模様。ソニー<6758>(東1)が13時頃から一段と強含んだこともあり、日経平均は223円安で始まったあと小動きながら徐々に値を戻し、前日比では小反落にとどまった。

 一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調で各々2日続伸となった。

 後場は、防衛関連の石川製<6208>(東1)が一段とジリ高になり、イワキ<8095>(東1)はオックスフォード大が新型コロナ治療に「デキサメタゾン」で効果との報道を受け同製剤を扱うとの見方で一段高。ギグワークス<2375>(東2)はサブスク型「ITトータルサポート」開始などが注目され一段高。朝日ラバー<5162>(JQS)は医療ロボや遠隔医療システムに伸縮プリント配線基板(FPC)が増加と化学工業日報の報道などが言われてストップ高。ITBookホールディングス<1447>(東マ)はマイナンバーと銀行や郵貯の口座とのひも付け義務化などが言われて再騰。

 東証1部の出来高概算は11億7698万株(前引けは5億6824万株)、売買代金は2兆1759億円(同1兆346億円)。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は869(前引けは803)銘柄、値下がり銘柄数は1222(同1269)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種(前引けは6業種)が上げ、値上がり業種は、情報・通信、精密機器、その他製品、電気機器、石油・石炭だった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る