【株式市場】日経平均は後場一弾安賞状となり下げ幅500円台で大幅に反落

株式

◆日経平均は2万1995円04銭(517円04銭安)、TOPIXは1549.22ポイント(28.15ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億4962万株

 6月29日(月)後場の東京株式市場は、香港情勢への警戒感や米株価指数先物安などが言われ、日経平均は前引けを100円近く下回る389円安で始まり、もみ合いながら次第に下げ幅を広げた。増益基調の明治HD<2269>(東1)雪印メグミルク<2270>(東1)東洋水産<2875>(東1)などは一段ジリ高基調となったが、日経平均は大引けにかけて500円安となり大幅に反落した。マザーズ指数、JASDAQ平均は3日続落。

 後場は、グローバルキッズC<6189>(東1)が在宅で活用できる「オンライン子育て支援」などが注目されて一段と上げてストップ高。鈴与シンワート<9360>(東2)はグループウェアや名刺管理、電子給与明細などのテレワーク関連製品が注目されて一段高となり大引け間際にストップ高。ブライトパス・バイオ<4594>(東マ)は抗体やゲノム関連技術が注目されたとされ14時過ぎから一段高。小僧寿し<9973>(JQS)は持ち帰りや月次好調な上、株価2ケタのため調整相場の中で投入額を減らした低リスク投資に好適とされ連日活況高。

 東証1部の出来高概算は12億4962万株(前引けは5億5714万株)、売買代金は2兆1407億円(同9592億円)。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は506(前引けは555)銘柄、値下がり銘柄数は1618(同1548)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、電力・ガス、倉庫・運輸、小売り、石油・石炭、証券・商品先物、水産・農林、機械、建設、などだった。(HC)

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