【株式市場】個別物色の色彩強く日経平均は110円安と29円安の間で一進一退

株式

◆日経平均は2万2828円75銭(55円47銭安)、TOPIXは1581.19ポイント(1.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3582万株

 7月22日(水)前場の東京株式市場は、ブリヂストン<5108>(東1)が収益構造の転換報道を受けて上げ、ソフトバンクG<9984>(東1)も高く、日経平均は取引開始直後の109円77銭安(2万2774円45銭)を下値として15分後には28円91銭安(2万2855円31銭)まで回復したが、その後は一進一退のまま戻しきれない展開になった。一方、東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

藤久<9966>(東1)が手作りマスク用品の好調と月次動向などを材料に値上がり率上位に顔を出し、日医工<4541>(東1)は新型コロナ感染症薬の特例承認として2例目の「デキサメタゾン」後発薬製造などが注目され活況高。テクノスマート<6246>(東2)は6月に策定発表した中期計画への期待再燃とされ出直り拡大。マクアケ<4479>(東マ)は業績予想の増額修正などが好感され急伸。フジプレアム<4237>(JQS)はESG投信への資金流入報道を受け追尾型太陽光発電などが注目され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億3582万株、売買代金は9232億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は758銘柄、値下がり銘柄数は1300銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種が値上がりし、工業、ゴム製品、石油・石炭、非鉄金属、電力・ガス、証券・商品先物、建設、繊維製品、などがが高い。(HC)

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