【株式市場】日経平均は大幅に2日続伸、後場一段ジリ高となり一時408円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万2573円66銭(378円28銭高)、TOPIXは1555.26ポイント(32.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億341万株

 8月4日(火)後場の東京株式市場は、午前11時に四半期決算を発表した丸紅<8002>(東1)や12時半に発表した旭化成<3407>(東1)が一段高で始まり、13時半に発表した三菱ケミカルHD<4188>(東1)も発表後に一段高。日経平均は277円高で始まり、ジワジワと上げ幅を広げる印象で前場の高値を上回り、大引け間際には408円44銭高(2万2603円82銭)。2日続けて大幅高となった。

 後場は、3日に四半期決算を発表した大林組<1802>(東1)が一段とジリ高傾向を強め、同じくキッコーマン<2801>(東1)は大引けまで買い気配のままストップ高に貼りついて推移。伊勢化学<4107>(東2)は世界屈指のヨウ素サプライヤーでアラブ首長国連邦(UAE)の原子力発電所の稼働などが材料視され急出直り。メディネット<2370>(東マ)は国立がん研究センターとの共同研究契約が材料視されて前場急伸したまま値を保ち、テクノクオーツ<5217>(JQS)は14時半の四半期決算発表を受けて急伸。

 東証1部の出来高概算は14億341万株(前引けは6億7899万株)、売買代金は2兆5086億円(同1兆2256億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1807(前引けは1644)銘柄、値下がり銘柄数は316(同460)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、陸運、海運、鉄鋼、繊維製品、輸送用機器、水産・農林、不動産、ゴム製品、倉庫・運輸、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る