フェローテックホールディングスは21年3月期1Q減益・最終赤字、通期は営業・経常増益予想

(決算速報)
 フェローテックホールディングス<6890>(JQ)は8月14日の取引時間終了後に21年3月期第1四半期の連結業績を発表した。半導体関連が堅調だが、設備償却費の増加、太陽電池関連設備の減損損失計上などで減益・最終赤字だった。未定としていた通期予想は営業・経常増益予想とした。なお中国の子会社の上場準備開始も発表している。株価は通期予想や子会社上場準備を好感する動きとなりそうだ。出直りを期待したい。

■21年3月期1Qは減益・最終赤字、通期は営業・経常増益予想

 21年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比2.3%減の205億26百万円、営業利益が25.5%減の15億60百万円、経常利益が68.5%減の5億63百万円、純利益が10億96百万円の赤字(前年同期は13億26百万円の黒字)だった。

 半導体関連が堅調だが、自動車関連の減少、設備償却費の増加、太陽電池関連の受託加工契約解除、太陽電池関連設備の減損損失計上などで減益・最終赤字だった。

 未定としていた通期予想を開示し、売上高が20年3月期比4.1%増の850億円、営業利益が8.1%増の65億円、経常利益が29.0%増の55億円、純利益が減損損失計上で16.0%減の15億円とした。

 上期は新型コロナウイルスの影響が継続し、下期は影響を仮定しない前提とした。石英製品、セラミックス、装置部品洗浄などが伸長する見込みだ。収益拡大を期待したい。

■株価は下値固め完了

 株価は下値固め完了感を強めている。通期営業・経常増益予想や子会社上場準備を好感する動きとなりそうだ。出直りを期待したい。8月14日の終値は705円、時価総額は約262億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る