【株式市場】日経平均は後場下げ幅を縮めTOPIXは反発しマザーズ指数は続伸

株式

◆日経平均は2万3051円08銭(45円67銭安)、TOPIXは1610.85ポイント(1.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億7425万株

 8月18日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)が値を戻して始まり、トヨタは再び上げ幅拡大など、米中関係悪化への懸念は後退の様子になった。日経平均は89円安で始まり、もみ合いながら次第に下値が固まる動きとなり、大引けは2日続落だが下げ幅を縮めた。TOPIXは小高くなり反発。東証マザーズ指数は3日続伸し2018年6月以来の高値。

 後場は、オイシックス・ラ・大地<3182>(東1)が大幅増益など好感され前場2日連続ストップ高で売買されたまま買い気配に貼りついて推移。日本食品化工<2892>(東2)は大幅増益の四半期決算への評価が再燃とされて一段高。ジーエヌアイグループ<2160>(東マ)は肝繊維症の臨床試験にkんする発表が材料視され大引けまで買い気配のままストップ高。ミナトHDS<6862>(JQS)は子会社化や資本業務提携に関する発表が相次ぎ注目とストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億7425万株(前引けは4億6037万株)、売買代金は1兆7717億円(同7964億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は959(前引けは754)銘柄、値下がり銘柄数は1124(同1315)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、小売り、食料品、建設、サービス、化学、倉庫・運輸、パルプ・紙、情報・通信、卸売り、陸運、などだった。(HC)

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