【株式市場】日経平均は一時295円高、後場一段と上げる、決算発表株を選別買い

株式

◆日経平均は2万7579円87銭(295円35銭高)、TOPIXは1952.22ポイント(18.16ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し15億267万株

 2月9日(水)後場の東京株式市場は、米金利先物の動向を受けて保険株やメガバンクが軟調に転じて始まった一方、日立製<6501>(東1)やパナソニック<6752>(東1)は一段と強含んで始まったあとも前場の水準を上回って推移。日経平均は一段強含んで始まり、ジリ高傾向を続けて大引け間際に348円58銭高(2万7633円10銭)まで上げ、大幅高で2日続伸となった。

 後場は、デサント<8114>(東1)が一段高となり8日発表の四半期決算などを好感。ヨネックス<7906>(東2)は同じく大幅増益の四半期決算など好感され前場ストップ高のまま後場は大引けまで買い気配。ブティックス<9272>(東マ)は四半期決算の黒字化など好感され一段高。芝浦電子<6957>(JQS)は業績予想の増額修正など好感され出直り拡大。

 9日新規上場となったライトワークス<4267>(東マ)は午前10時26分に3000円(公開価格2100円の43%高)で初値がつき、高値は後場13時過ぎの3700円ストップ高。大引けも3700円。

 東証1部の出来高概算は増加し15億267万株(前引けは7億508万株)、売買代金は3兆3825億円(同1兆5737億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1563(前引けは1486)銘柄、値下がり銘柄数は544(同573)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは23業種が値上がり)し、値上がり率上位は、精密機器、鉄鋼、ガラス土石、金属製品、パルプ紙、輸送用機器、サービス、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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