ファイバーゲートは上値試す、21年6月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 ファイバーゲート<9450>(東1)は独立系のWi-Fiソリューション総合サービス企業である。21年6月期大幅増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は8月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。上値を試す展開を期待したい。

■独立系のWi-Fiソリューション総合サービス企業

 通信機器開発・製造から電気通信サービスまで一貫して手掛ける、独立系のWi-Fiソリューション総合サービス企業である。

 20年6月期の売上高構成比は、レジデンスWi-Fi事業(マンション・アパート向け無料インターネット接続サービス)が77%、フリーWi-Fi事業(観光地や商業施設向けフリーWi-Fiサービス、法人ネットワーク事業、Wi-Fiプロダクト事業)が23%だった。

 なお21年6月期からセグメント区分を、ホームユース事業(旧レジデンスWi-F事業)およびビジネスユース事業(旧フリーWi-Fi事業を改組)とする。ホームユース事業におけるHome IoT推進を加速する。

■21年6月期大幅増収増益予想

 21年6月期連結業績予想は売上高が20年6月期比21.9%増の90億50百万円、営業利益が15.8%増の14億30百万円、経常利益が16.0%増の14億10百万円、純利益が30.0%増の9億40百万円としている。

 セグメント別売上の計画はホームユース事業が29.7%増収、ビジネスユース事業が4.8%減収としている。ビジネスユース事業は新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、商業施設向けフリーWi-Fiの需要低迷継続を想定するが、リモート化社会の進展でホームユース事業における契約戸数拡大を見込み、大幅増収増益予想としている。

 なお四半期別には、第1四半期は苦戦が避けられないが、第2四半期以降は増益基調に転じる見込みとしている。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は8月の年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。上値を試す展開を期待したい。10月5日の終値は1860円、時価総額は約379億円である。

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