ソニーは公募増資の需給緩和を昨日で織り込み反発

SONY ソニー

 ソニー<6758>(東1)は反発となり、10時にかけては45.0円高の3506.5円前後となっている。昨30日の14時頃に公募増資を行うとの観測報道が一部速報ニュースで伝えられ、大引けにかけて需給の緩和などを先取るように一時3430.0円まで下げたが、本日は消化済みの様子を見せている。

 30日の取引終了後、新株発行をともなう公募増資と新株予約権付社債の発行を発表。新株発行は最大9200万株になり、新株予約権も全額株式に振り替えられた場合は、発行済み株式総数が現在の規模から9.8%増加する。調達資金は画像センサーなどのデバイス事業に重点投資する。強い分野をより強化する印象がある。

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