CYBERDYNEが高値に迫る、「HAL」が米国の医療機器承認を追加取得

■「脊髄損傷」に加え「脳卒中」「進行性の神経・筋難病」にも効果と

 CYBERDYNE<7779>(東マ)は10月7日、大きく出直って始まり、取引開始後に8%高の566円(41円高)をつけて9月15日の年初来高値高値569円に迫っている。

 6日、身体動作補助ロボット「HAL」が、米国食品医薬品局(FDA)より「脳卒中」および「進行性の神経・筋難病」への臨床上の安全性と効果効能が認められ、医療機器承認を取得したと発表し、注目再燃となった。

 承認を取得したのは「HAL医療用下肢タイプ(医療用HAL)で、すでに「脊髄損傷」について医療機器承認を取得済み。

 同社HPによると、「HAL」(Hybrid Assistive Limb)は、身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初の装着型サイボーグ。運動意思に従って脳から神経を通じて筋肉に信号が伝わり、その際、微弱な「生体電位信号」が体表に漏れ出す。HALは、装着者の「生体電位信号」を皮膚に貼ったセンサーで検出し、意思に従った動作を実現する。(HC)

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