日経平均400円高、「RCEP」署名や国内GDP大幅改善など作用

株式

■日経平均に寄与度の大きい東京エレクトロンは上場来高値

 11月16日の東京株式市場では、日経平均が一段高となり、午前10時にかけて416円27銭高(2万5802円14銭)まで上げたあとも上げ幅400円前後で推移し、1991年以来29年ぶりの高値水準を駆け上がっている。

 日本、中国、韓国などアジア地域の15ヵ国が「東アジア地域包括的経済連携:RCEP」に署名し、日本にとっては中国向けの輸出品の関税撤廃が進むことなどが材料視されているほか、16日朝発表の国内実質GDP(7~9月)が前期比21.4%増・年率と伝えられ、大幅に改善したことも寄与。

 株価指数の先物が買われ、指数連動型で現物株が買われる裁定取引も活発なようで、日経平均に寄与度の大きい東京エレクトロン<8035>(東1)は上場来の高値に進んだ。(HC)

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