【株式市場】日経平均は後場339円高まで上げ、連動投信に過剰流動性の見方もあり1990年以来の高値水準で4日続伸

株式

◆日経平均は2万8456円59銭(292円25銭高)、TOPIXは1864.40ポイント(6.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3956万株

 1月13日(水)後場の東京株式市場は、前引けにかけてダレたファナック<6954>(東1)が再び上げ、TDK<6762>(東1)太陽誘電<6976>(東1)は米国での上げや5G需要などで一段ジリ高。日経平均は「時短協力金」が連動投信などに過剰流動性をもたらしたとの見方もあり、339円09円高(2万8503円43銭)まで一段高となり、1990年8月以来の高値水準で4日続伸となった。

 後場は、日本製鉄<5401>(東1)もジリ高。ナルミヤ・インター<9275>(東1)は四半期決算が注目されて一段と上げ13時過ぎからストップ高。アルプス物流<9055>(東2)は半導体・電子部品物流の回復期待など言われて一段高。TKP<3479>(東マ)はテレワーク需要を取り込む体制整備が進んできたとの見方あり反発。新コスモス電機<6824>(JQS)は「三密お知らせシステム換気予報」などが注目されストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億3956万株(前引けは6億529万株)、売買代金は2兆7356億円(同1兆2807億円)。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は1232(前引けは1087)銘柄、値下がり銘柄数は856(同1044)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油/石炭、海運、金属製品、ゴム製品、卸売り、情報/通信、保険、ガラス/土石、陸運、電気機器、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る