【株式市場】時短協力金を大手にも支給など好感され日経平均は一時428円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万8603円85銭(361円64銭高)、TOPIXは1856.62ポイント(11.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億9364万株

 1月19日(火)前場の東京株式市場は、飲食店への時短営業協力金を東京都が大手企業にも支給と伝えられたことなどで、緊急事態宣言による経済への影響緩和が期待され、クリエイト・レストランツHD<3387>(東1)などが出直りを強めた。また、米国の経済対策などでブリヂストン<5108>(東1)が一段高。日経平均は次第に上げ幅を広げ、10時30分過ぎに427円66銭高(2万8669円87銭)をつけて前引けも大幅反発基調となった。

 レアメタル・レアアースの南鳥島海域での採掘を商業化する政府方針が伝えられ、三井E&S<7003>(東1)アサカ理研<5724>(JQS)が上げ、天昇電気<6776>(東2)はワクチン用の使い捨て医療廃棄専用容器が意識されストップ高。ブレイド<4165>(東マ)はまだ上場約1ヵ月だが米投資ファンドの大量保有が明らかになったことなどで一段高。

 東証1部の出来高概算は4億9364万株、売買代金は1兆420億円。1部上場2188銘柄のうち、値上がり銘柄数は1103銘柄、値下がり銘柄数は946銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、ゴム製品、繊維製品、電力/ガス、空運、輸送用機器、不動産、非鉄金属、その他金融、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る