三越伊勢丹HDは逆行高、10~12月の黒字化など注目され出直り拡大

■株価は昨年7月の安値からジワジワ持ち直し移動平均を上回る

三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HD)<3099>(東1)は1月28日、時間とともに強含む展開となり、9時40分にかけて671円(36円高)まで上げて日経平均の500円安などに逆行高となっている。

 27日の15時に第3四半期決算を発表し、連結営業利益は4~12月累計で148.7億円の赤字となった。しかし、第2四半期までの4~9月は178.1億円の赤字だったため、10~12月は黒字に浮上。改めて注目された。

 株価は昨年7月の安値からジワジワ持ち直しており、このところは13週移動平均や52週移動平均などを上回ってきた。このため、全体相場が安定すれば一段の回復相場が見込めるといった期待が出ている。(HC)

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