ホロンが急反発、3ヵ月ごとの利益額が第4四半期急増の見込みなど注目される

■営業利益など第2四半期を底に回復拡大傾向

ホロン<7748>(JQS)は2月9日、時間とともに強含み、10時過ぎには5260円(340円高)まで上げている。昨8日は第3四半期決算発表を受けて一時9%安(460円安の5380円)まで急落したが、9日は早速反発し注目されている。

 第3四半期決算は売上高が前年同期比37.5%減の22.78億円となり、営業利益は同60.7%減の5.36億円だった。3月通期の予想は据え置き、営業利益は8.48億円(前期比41.2%減)。

 ただ、調査筋の中には、3ヵ月ごとの営業利益を見て、第2四半期を底に利益額が拡大している点などに注目する様子がある。第3四半期までの実績と通期予想から算出した第4四半期3ヵ月間の利益額は5.36億円となり、四半期ベースで今期の最高額になる。大幅な回復の可能性が注目されている。(HC)

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