メガチップスは業績予想の増額修正が好感され2018年以来の高値に進む

■カスタムメモリなど予想を上回る推移、平均株価急落に逆行高

 メガチップス<6875>(東1)は2月26日、再び一段高となり、10時過ぎに8%高の3615円(270円高)まで上げて2018年以来の3600円台に進んだ。業績予想の増額修正などが好感され、TOPIXや日経平均の大幅反落に逆行高となっている。

 25日の15時に今3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、ゲームソフトウエア格納用LSI(カスタムメモリ)を中心としたLSI製品が予想を上回って推移する見込みであることなどを要因に、営業利益は従来予想を12%上回る47.0億円の見込みに見直した。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、持分法適用の米国関連会社の株式一部売却による特別利益もあり、従来予想の7.4倍の200億円の見込みとした。(HC)

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