三陽商会が逆行高、「ショールーミング型店舗」2店目を発表し注目再燃

■リアル店舗とネットを融合『気軽に試着・手ぶらで買い物』

三陽商会<8011>(東1)は2月26日、次第に強含む展開となり、9時40分に5%高の790円(40円高)まで上げて昨年来の戻り高値794円(2021年2月8、25日)に迫っている。

 25日付で、「ショールーミング型店舗」の第2弾を大丸札幌店(札幌市)に同日から期間限定でオープンと発表、リアル店舗とネット販売の融合によって『気軽に試着・手ぶらで買い物』できる新たな試みとして注目再燃となった。日経平均などが大幅反落する中で逆行高。

 「ショールーミング型店舗」は、2020年4月に発表した「再生プラン」で、新たな販売手法のチャネル戦略のひとつとして実施している。期間限定のオープン。1号店は20年10月末に開設した「SANYO Fitting Store 大丸東京店」。支払いは店頭で行い、購入品は配送で受け取ることができ、ビジネスなどの合間に手荷物を最小限におさえられるという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  2. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
  3. ■自律制御とフライバイワイヤ技術でパイロット不要、26年初飛行予定  ロッキード・マーティン(NY…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る