神栄は新型コロナワクチン容器用温度ロガーの追加受注が注目され急伸

■ツインバード工業製ディープフリーザー用、新たに5000台

 神栄<3004>(東1)は3月1日、10時頃から急伸し、10時20分過ぎに20%高に迫る1630円(271円高)まで上げて大きく出直っている。

 3月1日付で、「新型コロナウイルス感染症ワクチン物流用温度ロガーの供給対応」を発表。子会社の神栄テクノロジー(株)の『TempView』GT002-T-DFが新たに5000台供給することになったとし、注目されている。

 この温度ロガーについては、1月8日付で、武田薬品<4502>(東1)によるモデルナ社の新型コロナワクチンの国内物流(保管・輸送)に用いられるツインバード工業<6897>(東2)製ディープフリーザー用として5000台を受注したと発表していた。

 ツインバード工業は26日の15時、米モデルナ製新型コロナワクチン用超低温保冷庫の追加受注と業績予想の増額修正を発表し、1日は16%高の1625円(225円高)まで上げて大きく出直っている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る