【株式市場】米大型経済対策に続き日本も追加景気対策と伝わり日経平均は一時720まで上げ大幅反発

株式

■日経平均は2万9621円26銭(655円25銭高)、TOPIXは1896.31ポイト(31.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8098万株

 3月1日(月)前場の東京株式市場は、米国での1.9兆ドル(約200兆円)規模の新型コロナ対策法案の下院可決、日本の政府与党が4月に追加景気対策を検討との報道などが好感され、日経平均は453円高で開始。アドバンテスト<6897>(東1)などの半導体株が一斉高。9時半過ぎには720円38銭高(2万9686円39銭)まで急伸した。前引けにかけても600円高を保ち、大幅反発となった。

 神鋼商事<8075>(東1)が業績・配当予想の増額修正を受け活況高となり、神栄<3004>(東1)はツインバード工業<6897>(東2)製の新型コロナワクチン用ディープフリーザー向け温度ロガー追加受注の発表を受け急伸。
ツインバード工業は業績予想の増額修正もあり急反発。和心<9271>(東マ)は外資接近説などが言われ連日急伸だが今日は乱高下模様。フェローテックHD<6890>(JQS)は中国の半導体国産化政策が追い風と急反発。

 東証1部の出来高概算は5億8098万株、売買代金は1兆1820億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1739銘柄、値下がり銘柄数は385銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、機械、電気機器、情報/通信、パルプ/紙、不動産、精密機器、金属製品、サービス、建設、などが高い。(HC)

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