【株式市場】NY株高など好感され日経平均は一時205円高のあとダレるが底堅く推移

株式

◆日経平均は2万9040円82銭(12円88銭高)、TOPIXは1919.25ポイント(1.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億985万株

 3月10日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの一時最高値更新などを受け、ソニー<6758>(東1)などが高く始まり、日経平均は取引開始直後に205円53銭高(2万9233円47銭)まで上げた。一方、トヨタ<7203>(東1)日本製鉄<5401>(東1)などは重く、日経平均は10時にかけて67円85銭安(2万8960円09銭)まで軟化する場面があり、前引けは小幅高にとどまった。

科研製薬<4521>(東1)が中国での爪白癬薬承認などを好感されて活況高。ミズホメディー<4595>(東2)は業績拡大期待などで一段高。Jトラスト<8508>(東2)
海外での勝訴などが注目され出直り拡大。アンジェス<4563>(東マ)はワクチンの「臨床接種完了」など好感され大幅反発。セーラー広告<2156>(JQS)は西日本に強く「GoToキャンペーン」の地域別再開案などが材料とされて連日高。

 東証1部の出来高概算は7億985万株、売買代金は1兆3766億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は835銘柄、値下がり銘柄数は1259銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、医薬品、電気機器、機械、その他製品、ゴム製品、精密機器、陸運、情報/通信、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る