ピアズは反発の動き、21年9月期大幅増収予想

株式市場 銘柄

 ピアズ<7066>(東マ)は、携帯販売代理店向けを中心にコンサルティングや販売支援を展開している。21年9月期は積極的な事業投資を推進するため小幅営業増益にとどまるが、5G商用サービス本格化などで大幅増収予想としている。第1四半期は新型コロナウイルスの影響で低調だったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが、下値固め完了して反発の動きを強めている。モミ合いから上放れて出直りを期待したい。

■携帯販売代理店向けコンサルティングや販売支援

 携帯販売代理店(キャリアショップや家電量販店など)向けを中心に、店舗運営に係るコンサルティングや販売支援などを展開している。収益面の季節特性として、年末商戦や新入学・卒業シーズンの繁忙期にあたる上期(10月~3月)に偏重する傾向がある。

 成長戦略として、事業ポートフォリオ転換でリテールテック領域への事業拡大を推進している。なお中期経営計画では、事業区分をセールスプロモーション事業、働き方革新事業、店舗DX事業とした。

 21年2月にはエスプール<2471>と業務提携した。非対面型オンライン接客サービスの共同開発およびサービス提供に取り組む。

■21年9月期大幅増収予想

 21年9月期連結業績予想は、売上高が20年9月期比38.6%増の48億30百万円、営業利益が4.1%増の3億45百万円、経常利益が7.3%減の3億50百万円、当期純利益が1.7%増の2億43百万円としている。

 事業ポートフォリオ転換でリテールテック領域への事業投資を推進するため、費用が先行して小幅営業増益にとどまるが、5G商用サービス本格化などで受注増加が見込まれるため大幅増収予想としている。

 第1四半期は、前期非連結業績との比較で、売上高が10.6%減の5億95百万円、営業利益が13.8%減の49百万円、経常利益が12.4%増の65百万円、四半期純利益が2.6%増の38百万円だった。新型コロナウイルスの影響でオフライン案件に遅れが発生して低調だった。ただしリテールテック領域への事業ポートフォリオ転換の効果で売上総利益率が6.0ポイント上昇した。

 通期ベースでは、店舗DX投資需要が旺盛であり、案件オンライン化推進で人員稼働効率化も進展する見込みだ。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価は安値圏でモミ合う形だが、下値固め完了して反発の動きを強めている。モミ合いから上放れて出直りを期待したい。3月22日の終値は2237円、時価総額は約51億円である。

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