マルマエが今8月期の業績予想の大幅に増額修正し前期比増益の見通しに

■半導体分野の市場が過去最高水準の活況など受け各利益とも3割増額

 マルマエ<6264>(東1)は3月30日の15時、今期・2021年8月期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、営業、経常、純利益とも20年10月8日の前期・20年8月期の決算発表時に開示した予想を約31%上回る額に見直した。各利益とも前期比で増益に転換する。

 今期の予想売上高は、半導体分野の市場が過去最高水準の活況であることと、FPD分野でも市場が急回復し受注が増加していること、その他分野でも太陽電池製造装置向けの受注があったことなどから、前回予想を6.0%上回る49.80億円の見込み(前期比13.5%の増加)に見直した。

 損益面については、売上高の増加と、採算性の低い受注が減ったことで当初想定に対し材料費が低くとどまることなどから、営業利益は前回予想を30.8%上回る10.20億円(同13.8%の増加)、純利益は同じく31.0%上回る7.05億円(同2.3%の増加)の見通しとした。(HC)

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