22日上場のステラファーマは買い気配のまま公開価格460円の50%高(午前10時40分現在)

新規上場 IPO

■がんホウ素中性子捕捉療法の医薬品で先行しステラファーマが大株主

 4月22日新規上場となったステラファーマ<4888>(東マ)は買い気配で始まり、午前10時40分現在は公開価格460円を約50%上回る684円で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 がん治療法の一つであるホウ素中性子捕捉療法に使用する医薬品の開発、および販売を事業領域とし、株式の60.4%をステラケミファ<4109>(東1)が保有する。

 2020年3月に切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌を効能・効果として、BNCT用ホウ素医薬品「ステボロニン点滴静注バッグ9000mg/300mL」(一般名:ボロファラン(10B)、開発名:SPM-011)の製造販売承認を取得し、同年5月の薬価収載を受けて販売を開始した。

 業績予想(21年3月期・個別、会社発表)は、売上高が2.05億円(前期は発生なし)、営業損失6.88億円(前期も営業損失9.51億円)、当期純損失6.61億円(前期も純損失9.62億円)を見込む。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る