元気寿司は米子会社に虚偽の送金指示あり損害発生の見込みとしたが株価は高い

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■損失見込額は4月21日時点で最大約1億7千万円と発表

 元気寿司<9828>(東1)は4月21日の取引終了後、米国子会社で虚偽の送金指示による資金流出が発生し、損失見込額が4月21日時点で最大約1億7千万円に達する見込みと発表した。

 これにともない、2021年3月期連結業績予想の修正が必要となる場合には、速やかに開示するとしたが、22日の株価は2498円(28円高)まで上げて堅調に推移している。市場関係者からは、損害がどの程度に達するか見積りがついたので買い直す動きが出てきたとの見方が出ている。

 発表によると、発生時期は2021年3月11日から3月22日。同社および米国子会社は、資金流出後まもなく、指示が虚偽であることに気付き、速やかに弁護士等によるチーム体制を組織のうえ、現地の捜査機関に対して被害の申入れを行い、原因の究明、再発防止策の策定にあたるとともに、捜査に全面的に協力して流出した資金の回収に努めているとした。

 なお、今3月期の連結業績見通し(21年1月29日発表の第3四半期決算短信)は、売上高が389.4億円(前期比10.3%減)、営業利益が2.8億円の赤字、親会社株主に帰属する当期純利益も1.2億円の赤字を想定する。(HC)

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