【株式市場】日経平均は小幅続落だが好業績株や材料株の売買活発

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万457円19銭(3円71銭安)、TOPIXは1661.99ポイント(5.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億1708万株

チャート5 8日後場の東京株式市場は、上海株式が続伸基調と伝えられ、日経平均は株価指数先物主導で11時前につけた101円84銭安(2万359円06銭)から次第に回復し、何度か小高くなる場面があった。ただ、引き続きトヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調なため伸び切れない様子だった。東証マザーズ指数も軟調に転じたが日経JASDAQ平均は堅調さを保った。富士石油<5017>(東1)がガソリンの精製マージン拡大報道などを好感して高値に進み、三重交通グループホールディングス<3232>(東1)が2016年のサミットの伊勢・志摩での開催などを材料に東証1部の値上がり率2位となり、薬王堂<3385>(東1)は月次好調などで東証1部の値上がり率2位。年金機構の情報流出を受け、後場はフォーカスシステムズ<4662>(JQS)などが活況高となり、マルマエ<6264>(東マ)は業績予想の増額などが好感されてストップ高。リーバイ・ストラウス ジャパン<9836>(JQS)は6日連続ストップ高。

東証1部の出来高概算は21億1708万株(前引けは11億6929万株)、売買代金は2兆2881億円(同1兆1810億円)。1部上場1885銘柄のうち、値上がり銘柄数は887銘柄、値下がり銘柄数は851銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は11業種となり、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、銀行、その他金融、保険、倉庫・運輸、海運、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る