【株式市場】海外勢の押し目買い強いとされ日経平均は後場回復し3日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2724円11銭(85銭安)、TOPIXは1790.01ポイント(2.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億2710万株

チャート13 12月1日後場の東京株式市場は、全体相場の押し目を買う海外投資家がいるとされ、コマツ<6301>(東1)が一段ジリ高となったほか、任天堂<7974>(東1)も中盤から再び堅調転換など、北米景気関連株の一角が強い。日経平均は前引けの85銭安に対し再び堅調に始まり、14時にかけて約180円高(2万2900円前後)まで上げ、大引けも強く3日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、OPECの原産継続などを手がかりにJXTGホールディングス<5020>(東1)が一段ジリ高となり、ロコンド<3558>(東マ)は引き続き10月のECサイトの受注高が過去最高との発表などが材料視されて再び急伸。上場4日目の幸和製作所<7807>(JQS)は福祉用具事業が主軸のため政策に乗るとされて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は16億2710万株(前引けは8億8584万株)、売買代金は3兆179億円(同1兆6273億円)。1部上場2040銘柄のうち、値上がり銘柄数は1002(同833)銘柄、値下がり銘柄数は940(同1085)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は20業種(前引けは11業種)となり、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、機械、鉄鋼、保険、空運、化学、海運、銀行、などだった。(HC)

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