東急不動産HDは買い気配で始まる、業績予想の増額修正など好感

株式市場 銘柄

■分譲マンション、売買仲介など好調で営業利益は28%拡大

 東急不動産ホールディングス(東急不動産HD)<3289>(東1)は4月28日、買い気配で始まり、9時5分現在は6%高に迫る624円(33円高)をつけて出直りを強めている。27日の取引終了後、2021年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。

 21年3月期の予想連結営業利益は20年11月に発表した従来予想を28.4%上回る565億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく26.5%上回る215億円の見込みに見直した。

 分譲マンション事業、売買仲介事業、再生可能エネルギー事業等の好調、および、全社的な費用の削減などにより、売上高も含めていずれも昨年11月に公表した予想を上回る見通しとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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