キヤノンMJが高値に接近、「目標株価」引き上げを受け第1四半期の好業績など再び注目される

株価 株式市場

■在宅勤務需要などでインクジェットプリンターなど好調

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東1)は4月30日の後場、2677円(104円高)で始まり、4月下旬につけた年初来の高値2729円に向けて出直っている。野村証券が目標株価を引き上げ、従来の3900円を4000円に見直したと伝えられており、先に発表した第1四半期(2020年1~3月)の好決算などが再び注目し直される形になっている。

 さる4月23日、第1四半期決算を発表し、連結営業利益は前年同期比36.2%増の105.8億円となるなど、各利益とも大幅な増益となった。在宅勤務需要などによりインクジェットプリンターが引き続き好調に推移。これを受け、業績予想の増額修正も発表し、12月通期の予想営業利益は21年1月に公表した予想を4.6%上回る340億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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