【株式市場】日経平均は大幅反落だが後場寄り後の一時452円安を下値に持ち直す

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7824円83銭(259円64銭安)、TOPIXは1878.86ポイント(6.80ポイント安)、東洋1部の出来高概算は11億6498万株

 5月17日(月)後場の東京株式市場は、日経平均が取引開始後に一段安の451円94銭安(2万7632円53銭)まで下押したが、以後はこれを下値に持ち直す展開となった。台湾で新型コロナが拡大すれば大陸での再拡大が懸念され、半導体関連産業などに影響するとされたが、ソニー<6758>(東1)などは寄り後を境に再び上げ幅を広げ、日本製鉄<5401>(東1)は下げ幅を縮小。日経平均も大引けは大幅反落だが200円近く戻した。

 後場は、信越化学<4063>(東1)が14時前から再び小高くなり、半導体株の一角が強さ回復。コメ兵<2780>(東2)は今期の収益大幅拡大予想など注目され尻上がり。I-ne<4933>(東マ)は第1半期決算の進ちょく度等は注目されて再び急伸しストップ高。平山HD<7781>(JQS)は本日の決算発表に期待とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は11億6498万株(前引けは5億9591万株)、売買代金は2兆4592億円(同1兆2552億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は908(前引けは956)銘柄、値下がり銘柄数は1211(同1156)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、その他製品、空運、輸送用機器、ゴム製品、精密機器、などが高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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