【株式市場】半導体株の一部など安く日経平均は一時293円安となったが次第に持ち直す

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8916円89銭(141円22銭安)、TOPIXは1954.57ポイント(4.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2064万株

 6月4日(金)前場の東京株式市場は、NY株の3指数反落などを受けて時価総額の大きい半導体株に反落する銘柄がみられるなどで、日経平均は156円安で始まった後293円43銭安(2万8764円68銭)まで下押す場面があった。一方、ここ連日最高値のトヨタ自<7203>(東1)は堅調で、三越伊勢丹HD<3099>(東1)、JR東海<9022>(東1)なども高い。日経平均は前引けにかけて徐々に持ち直した。

 半導体株の中でもレーザーテック<6920>(東1)などは高く、王子HD<3861>(東1)は「2倍巻トイレットロール」などが材料視され高い。サニックス<4651>(東1)は新築ビルに太陽光発電設備を標準化との政府構想報道が材料視され急伸。東天紅<8181>(東1)は東京・上野動物園のパンダおめでたと伝えられ一時急動意。東京ソワール<8040>(東2)は相続に関連する思惑といった見方も聞かれ一段高。i-plug<4177>(東マ)は新卒の就職面接解禁などが言われて戻り高値。山大<7426>(JQS)は住宅用木材市況高や首都圏の戸建住宅3社による国産材使用拡大などが材料視され再び同意を強めストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億2064万株、売買代金は1超1477億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1002銘柄、値下がり銘柄数は1055銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、パルプ紙、海運、石油石炭、鉄鋼、繊維製品、輸送用機器、保険、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る