ジー・スリーHDは見直し買い強く一段と出直る、第3四半期黒字化し通期業績に期待強まる

■第2四半期まで減収・赤字だったが急激に上向く

 ジー・スリーホールディングス(ジー・スリーHD)<3647>(東2)は7月19日、続伸基調となり、取引開始から1時間になる午前10時にかけて10%高の564円(53円高)まで上げて一段と出直りを強めている。第3四半期の連結業績が各利益とも黒字化し、大きく上向いてきたことなどが注目されている。

 第3四半期の連結決算(2020年9月~21年5月、累計)は7月15日に発表し、販売用未稼働太陽光発電所の販売などにより売上高が前年同期の2.1倍となった上、各利益とも前年同期比で黒字に転換した。3ヵ月ごとにみると、第1四半期決算、第2四半期決算とも減収・赤字だったため、第3四半期に入り急激に業績が上向いた。通期・2021年8月期の予想は期初から黒字の見通しとしており、これに現実味が出てきた形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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