【株式市場】日経平均は4日続落だが合計の下げ幅1000円を超え自律反発の期待も

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7652円74銭(350円34銭安)、TOPIXは1907.13ポイント(25.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億5163万株

 7月19日(月)後場の東京株式市場は、三井不<8801>(東1)などの大手不動産株が大きく値を戻して始まり、マンション市場に関する月次調査が伝えられたためとされ、ホンダ<7267>(東1)など自動車株の一角も戻して始まった。日経平均も前引けを上回って始まり、14時過ぎまでは2万7600円前後(400円安前後)で小動きを続け、大引けにかけてはやや引き締まった。大引けは4日続落となり都合1064円の下げとなり、自律反発を意識する様子もあった。

 後場は、リズム<7769>(東1)が一段高の場面を見せ、今期完全黒字化の期待に加え五輪観戦用に時計の需要が増えるんではといった期待も。TBグループ<6775>(東2)はグローリー<6457>(東1)への製品納入発表が材料視され一段高。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は高値後の調整が浅く四半期決算などへの評価再燃とされ出直り拡大。ツクルバ<2978>(東マ)はコワーキングスペース事業の非上場企業との提携が材料視され一段高。グラフィコ<4930>(JQS)は1500円前後で1週間以上持ちこたえているため出直り余地とされ大きく反発。

 東証1部の出来高概算は9億5163万株(前引けは4億8212万株)、売買代金は2兆666億円(同1兆174億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は217(前引けは204)銘柄、値下がり銘柄数は1912(同1915)銘柄。

 また、東証33業種別指数は、医薬品1業種のみの値上がりにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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