【引け後のリリース】ミクシィのチケットフリマ企業が夏の大祭典に協賛

引け後のリリース

 ミクシィ<2121>(東マ)は19日の大引け後、同社グループでチケットフリマサービスのWebサイト「チケットキャンプ」を運営する株式会社フンザ(東京都渋谷区)が、東京・大阪での公演合わせて20万人以上を動員する日本最大級の都市型フェスティバル「SUMMER SONIC(サマーソニック)2015」(8月15日~16日、幕張メッセなど)に公式スポンサーとして協賛すると発表した。

 チケットフリマサービスのサイト「チケットキャンプ」は、スマートフォンなどでコンサートや演劇、スポーツなどの公演チケットをユーザー同士で取引する、国内最大級のチケットフリマアプリ。チケット購入者が行けなくなってしまったチケットをファンに譲るといった利用法で、ファン同士のチケット流通が行われている。

 代金などの決済は、売り手と買い手の間に事務局などの第三者機関を介在させる決済方法を採り、チケットが届くまで代金を事務局でお預かりするため、取引相手にカード番号などの情報を知らせる必要はない。フンザ社は2013年3月の設立で、15年3月にミクシィが全株式を取得してグループ化した。

 ミクシィの株価は2014年の5月から11月にかけて空前の大相場を演じ、株式分割後の現在価格で1000円前後から6970円まで7倍近くに高騰した。その後は15年1月の3875円を下値に回復基調となっている。19日に6080円まで上げて回復基調に転じてからの高値(年初来の高値)に進んだ。チャート分析では14年の高値6970円回復を目指す動きになる。

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