昨日上場リファインバースは大荒れ続きストップ高のあと軟調転換

株式市場 IPO 鐘

■PER比較などで相場観が分かれる様子

 上場2日目のリファインバース<6531>(東マ・売買単位100株)は29日も大きく高下する相場となり、取引開始後に一時ストップ高の3050円(500円高)まで上げたが、10時にかけては2519円(31円安)となり、上場初日に続いて大荒れの相場となっている。PERは25倍になり、比較対象銘柄とのPER比較で相場観が分かれるようだ。

 産業廃棄物処理事業などを行ない、28日に新規上場。公開価格は1700円。初日は10時59分に公開価格を63%上回る2770円で初値が付いたあと3060円まで上げたが、午後2270円まで下押して終値は2550円だった。

 会社側の2016年6月期の業績予想は売上高が前期比13.2%増の20.48億円、営業利益が同47.3%増の2.64億円、純利益は同2.2倍の1.55億円、1株利益120円74銭。

 ストップ高の3050円でのPERは25.3倍になり、たとえばダイセキ(9793)のPER20倍前後、アサヒホールディングス(5857)の9倍台などが参考とされている。

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