シンバイオ製薬が後場一段高、有効な治療法ない小児感染症の第2相臨床試験を開始

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■「新薬が切望されている空白の治療領域」とされ注目強まる

 シンバイオ製薬<4582>(JQG)は8月17日の後場一段と上げ、後場寄り後に10%高の1177円(103円高)まで上げて反発幅を広げている。同日付で、「抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤第2相臨床試験における第1例目(FPI)の投与を開始」と発表しており、これが買い材料視されているようだ。

 発表によると、「この度、現在、実施中の小児を対象としたアデノウイルス感染症(以下「AdV感染症」)に対する抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(brincidofovir、以下「BCV IV」)の国際共同第2相臨床試験(以下「本試験」)において2021年8月16日(米国太平洋標準時)FPI(First PatientIn)を達成した」。「現在、有効な治療方法がないため医療ニーズが極めて高い」「新薬が切望されている空白の治療領域」になるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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