【引け後のリリース】積水化学がリチウムイオン電池企業を子会社化し事業拡充

引け後のリリース

積水化学工業<4204>(東1)は23日の大引け後、リチウムイオン電池の開発・製造・販売を行うエナックス株式会社(東京都文京区)の発行済み株式の68.3%を産業革新機構などから譲り受けると発表した。議決権の50%超を所有する場合は連結子会社になる。これによる連結業績への影響については軽微とした。

発表によると、積水化学工業は2010年からエナックスと共同でリチウムイオン電池の開発に取り組んできた。このたび、継続的かつ安定的にリチウムイオン電池の開発を進める観点から、エナックスの株式を取得することとし、株式譲渡契約を締結した。

株価は2012年末から数段階の上げ波動を重ねて傾向的な上昇基調を続けており、ソレまでの600円前後から2015年4月には1752円まで上げた。23日の終値は1557円(31円安)で、引き続き、長期上昇波動の波の谷間にある。波の高下をとらえるならば絶好の買い場といえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る