【株式市場】日経平均は一時564円高、新内閣への期待強く行動制限緩和提言など好感

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9638円17銭(510円06銭高)、TOPIXは2038.41ポイント(22.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は回復し6億2488万株

 9月6日(月)前場の東京株式市場は、次期新内閣の経済政策への期待やコロナ対策分科会・尾身会長の段階的な行動制限緩和提言、NY株式のNASDAQ最高値などを受け、東京エレク<8035>(東1)などの半導体関連株、日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)などの景気敏感株、大手商社株など幅広く上げた。日経平均は373円高で始まった後も上値を追い、午前11時にかけて564円57銭高(2万9692円68銭)まで上げ、前引けも上げ幅500円台で大幅高となった。TOPIXは2日続けて年初来の高値を更新した。

 レノバ<9519>(東1)は自民党総裁選で注目される河野氏が脱炭素社会を重視するとの見方で出直り拡大。光陽社<7946>(東2)は選挙関連印刷物の需要増期待などが言われて2日続けて出直り、和心<9271>(東マ)はコロナ分科会・尾身会長の旅行などの段階的緩和に関する提言などが材料視されストップ高。ブロードバンドセキュリティ<4398>(JQS)はデジタル庁の活動開始が追い風とされ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は回復し6億2488万株、売買代金は1兆5926億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1289銘柄、値下がり銘柄数は788銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が上げ、海運、証券商品先物、情報通信、機械、その他金融、不動産、その他製品、鉄鋼、ゴム製品、空運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る