【株式市場】日経平均は一時322円安まで下押し反落模様だが3万円の大台は保つ

東京証券取引所

◆日経平均は3万510円05銭(160円05銭安)、TOPIXは2097.56ポイント(21.31ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億934万株

 9月15日(水)前場の東京株式市場は、NYダウ292ドル安などを受け、ホンダ<7267>(東1)などの自動車株が安く始まり、日経平均は205円安で始まった後ジリ安基調となり、午前11時頃には322円28銭安(3万347円30銭)まで反落幅を広げた。中で、東京エレク<8035>(東1)や川崎汽船<9107>(東1)は朝寄り値を除いて堅調続伸。引き続き海運市況や半導体需給、米国景気への期待の強さがうかがえ、前引けにかけて日経平均は160円近く回復した。

 サインポスト<3996>(東1)が3日連続大幅高となり、合弁会社による無人決済システムの納入先拡大を好感。ヤーマン<6630>(東1)は第1四半期の大幅増益などが好感されストップ高。ニッチツ<7021>(東2)は10月の上場70周年記念措置への期待など言われ一段高。MacbeePlanet<7095>(東マ)は業績予想の増額修正など好感されストップ高。ヘッドウォータース<4011>(JQS)はヴィレッジヴァンガードコーポ<2769>(JQS)との提携などが好感されストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億934万株、売買代金は1兆5309億円。1部上場2188銘柄のうち、値上がり銘柄数は190銘柄、値下がり銘柄数は1958銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、海運、1業種のみにとどまっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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