ミズホメディーが次第高、新型コロナ行動制限緩和「陰性証明」にかかわる期待再燃

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■検査キット関連銘柄で医師会幹部の談話報道など買い材料視

 ミズホメディー<4595>(東2)は9月17日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけては9%高の3300円(275円高)まで上げ、出直りを強めている。新型コロナ抗原検査キットを手掛け、行動制限が緩和された場合に欧州などで導入されている「陰性証明」とともに検査キットの需要が拡大する期待が再燃している。

 「新型コロナウイルス抗原及びインフルエンザウイルス抗原同時迅速検出キットの製造販売承認申請のお知らせ」を8月に発表するなど、株式市場では新型コロナにかかわる検査キット銘柄と位置付けられている。17日は、「制限緩和へ検査活用を、東京都医師会理事黒瀬巌氏、キット購入、手軽さ必要」(日本経済新聞9月17日付朝刊)との報道や、自民党総裁選候補者の政策に関する報道を受け、関連銘柄としての人気が再燃した。

 株価は7月以降、出直り相場が続いており、この過程での高値3705円(8月20日)に向けて再び出直る様相を呈している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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