日本初!株主優待を一元管理するスマホアプリ『優待Wallet』(仮称)β版を開発

■2021年11月のローンチに向けて実証実験

 ジーネクスト<4179>(東マ)は9月24日、日本初となる電子版の株主優待を一元管理するスマートフォンアプリ『優待Wallet』(仮称)のβ版を開発し、2021年11月の本格ローンチに向けて実証を進めていると発表した。

 同アプリを通じて、株主優待の電子化の促進に加えて、企業と株主双方にとっての利便性と汎用性の向上を図るほか、企業と株主のアクティブなリレーションシップ構築を促す株主優待管理サービスのマーケットリーダーを目指していくとしている。なお、『優待Wallet』(仮称)については、現在特許出願中。

■株主優待管理サービスのマーケットリーダーを目指す

 『優待Wallet』(仮称)の主な機能については、株主優待の電子化の促進に加え、利便性や効率化を追求した機能を実装している。同アプリの導入により、株主の利便性が大幅に向上することで、導入企業は株主により選好されやすくなると同時に、業務効率化ならびにコスト削減の実現にも期待できる。なお、SDGs推進の一環として、同アプリを通じて、株主優待の電子化・ペーパーレス化による環境保全に貢献するほか、企業の株主優待における社会貢献型の寄附機能も随時追加していく予定。

 株主優待導入企業は、上場企業の約3分の1となっている。エンタープライズ企業を中心に導入が進む「Discoveriez」導入企業の顧客属性と親和性があり、シナジー効果を見込めると考えている。株主優待管理サービスのターゲットは、約2000万人(日本の4証券取引所上場会社の個人投資家延べ約6000万人の約3分の1程度)を想定している。同社はこのマーケットにおける先駆者として、マーケットリーダーの地位確立を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る