太平洋セメントが6%高と値戻し強める、値上げ報道、水道橋の崩落など買い材料に

■和歌山市の水道橋崩落を受け老朽化した社会インフラの再整備など連想

 太平洋セメント<5233>(東1)は10月6日、反発して始まり、取引開始後は6%高の2371円(135円高)まで上げて値戻しを強めている。和歌山市の水道橋崩落を受けて国土強靭化の必要性が再燃している上、今朝は、「太平洋セメント値上げ、3年10カ月ぶり」(日本経済新聞10月6日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 セメント需要は東京オリンピック関連施設の建設をピークに鈍化とされているが、和歌山市の水道橋崩落を受け、老朽化した社会インフラの再整備、国土強靭化の必要性が再燃したため、需要の下支えになるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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