OATアグリオは後場一段と強含む、「プライム市場」の基準充足に向け「流通時価総額」向上めざす

■12月までに東証へ提出する計画書を通じて具体策を開示

 OATアグリオ<4979>(東1)は10月11日の後場、一段と強含む相場になり、13時30分にかけて1969円(76円高)まで上げ、出直りを強めている。8日の取引終了後、東証が2022年4月から実施する新市場区分のうち「プライム市場」の上場基準に適合するよう「流通株式時価総額」の向上を目指すと発表。株高に直結するため注目されている。

 発表によると、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定の結果、プライム市場において規定される上場維持基準のうち、「流通株式時価総額」に関する基準を充たしていない旨の通知を受けた。このため、上場維持基準に係る経過措置の適用を受けるとともに、プライム市場の全ての基準の充足を目指し、「流通株式時価総額」の向上に取り組んでいくとし、具体的な計画については、21年12月までに東京証券取引所へ提出を予定している「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を通じて開示する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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