OATアグリオが一段高、「プライム市場」上場に向け「流通時価総額」向上めざす

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■時価総額の向上には株高が不可欠との見方

 OATアグリオ<4979>(東1)は10月12日、一段高となり、午前10時30分過ぎには6%高の2100円(122円高)まで上げて薬1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、2019年以来の高値に進んでいる。東証が2022年4月から実施する新市場区分の「プライム市場」への上場に向け「流通株式時価総額」の向上を目指すと8日に発表しており、株高政策への期待が高揚している。

 発表によると、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定の結果、プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式時価総額」を充たしていない旨の通知を受けた。このため、プライム市場の全ての基準の充足を目指し、「流通株式時価総額」の向上に取り組んでいくとした。時価総額の向上には株高が最も即効性があり不可欠との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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