住石HDは業績予想の増額修正など好感され大きく出直る、三井松島も高い

株式市場 銘柄

■石炭など好調、3月通期の連結営業利益は従来予想を4倍に引き上げる

 住石ホールディングス(住石HD)<1514>(東1)は10月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後は8%高の160円(13円高)まで上げて4日ぶりに160円台を回復している。前週末取引日・15日の15時に業績予想の増額修正を発表した上、中国での石炭価格の高騰が伝えられており、思惑買いも流入しているようだ。

 2022年3月通期の連結業績予想を、売上高は従来予想を8.9%引き上げ、営業利益は同4倍に、純利益は同3.9倍に見直した。第2四半期までの段階では、売上高が収益認識会計基準による調整等のため従来予想を17%下回る予想としたが、各利益は、主力の石炭事業、新素材事業、採石事業とも業績は堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの受取配当金が増加。3月通期予想も、第2四半期までの推移に加え、ワンボ炭鉱の配当金も増加する見通しとなったことから増額した。三井松島HD<1518>(東1)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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