イワキポンプが4ケタ回復、3週間ぶり、業績予想の増額修正など好感される

■半導体・液晶市場を中心に受注活況、下期はペース鈍化を見込む

 イワキポンプ<6273>(東1)は10月18日、一段と出直りを強め、午前9時30分にかけて7%高の1020円(66円高)まで上げて9月27日以来、3週間ぶりの4ケタ(1000円台)復帰となっている。

 前週末取引日・15日の16時に業績予想の増額修正を発表し、連結営業利益は第2四半期(2021年4~9月・累計)の見通しを従来予想比48.7%(3.46億円)引き上げて10.58億円とし、3月通期の見通しは4.8%(0.83億円)引き上げて18.36億円とした。

 半導体・液晶市場を中心に受注活況な状況が継続し、製品別では、空気駆動ポンプをはじめ、汎用性の高いマグネットポンプも好調に推移。下期は売上ペースの鈍化を見込み、物流・輸送コスト増や部品調達難によるコスト増などを見込むとしたが、株価への反応は大きくない展開となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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