ピックルスコーポは6日続伸、天候回復による野菜の供給安定化など好感される

■3~8月期の業績は巣ごもり需要などで当期として最高を更新

 ピックルスコーポレーション(ピックルスコーポ)<2925>(東1)は10月21日、6日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の1928円(79円高)まで上げて出直りを続けている。9月下旬に業績予想の増額修正を発表し、その要因として「野菜が順調に生育」(発表リリースより)などを上げており、直近は、「レタス・キャベツ下落、小売価格、天候回復で供給増」「ハクサイも長野県産の供給が回復」(日本経済新聞10月20日付朝刊)と伝えられて投資家の注目が強まっている。


 株価は下値圏からジリジリ出直っている。第2四半期決算(2021年3~8月・累計、連結)は、巣ごもり需要による漬物総菜の増加などにより、営業利益が前年同期比24.8%増加するなど、3~8月としては過去最高の売上高、営業利益、経常利益、純利益を達成した。(HC) (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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