セブン工業が急反発、TVドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」へのセット提供など材料視する相場が再燃の様子

■活況高のあと「半値押し」の調整が完了したため買いやすく

 セブン工業<7896>(東2)は10月28日、急反発となり、午前10時過ぎには8%高の650円(48円高)まで上げ、10月25日につけた年初来の戻り高値675円に迫っている。話題のテレビドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」のメイン舞台となる自宅のセットにデザイン階段などを提供していること、業績予想を増額修正したこと、などで10月中旬から活況高。直近は3日続落だったが、27日に上げ幅約160円の半値押しに相当する調整が完了したため買いやすくなり、注力買いが再燃したと見られている。

 株価は10月中旬まで4ヵ月近く横ばい小動きを続け、住宅用木材市況の高騰などには反応が今一つの印象だったが、同ドラマへの撮影セット提供を発表後、ドラマ放送開始日(10月19日)の前日から動意を強め、断続的に一段高となってきた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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