KNTーCTホールディングスは「GoToトラベル」再開への期待再燃し出直り強める

■第1四半期の業績が大幅改善し中旬の第2四半期発表に期待の動き

 KNTーCTホールディングス<9726>(東1)は11月2日、出直りを強めて始まり、取引開始後は6%高の1765円(102円高)まで上げて約2週間ぶりに1700円台を回復し、9月につけた2017年以来の高値1990円を指向している。岸田首相が1日午後、早期の経済対策決定や補正予算の編成などを表明し、「GoToトラベル」の再開にも言及したと伝えられ、旅行大手として注目が再燃した。

 第1四半期の連結業績(2021年4~6月)は、前年同期比で売上高が4.8倍となり、各利益とも赤字が大幅に改善した。第2四半期決算の発表は例年11月10日前後のため、目先はこれに向けて期待が盛り上がる相場を想定し、注目を強める姿勢もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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