【株式市場】日経平均は後場小動きのまま軟調に推移し3日ぶりに反落

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万9520円90銭(126円18銭安)、TOPIXは2031.67ポイント(13.05ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億8356万株

 11月2日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自<7203>(東1)が値戻し傾向に転じたが前日比では反落のまま推移し、東京エレク<8035>(東1)は高いがレーザーテク<6920>(東1)は軟調など、半導体株は高安混在。昨日は大幅高で明日は祝日のためか、目先的な利食いが活発の見方。日経平均は前引けを60円ほど下回る2万9513円で始まり、総じて小動き横ばいのまま大引けは小反落となった。

 後場は、インフォマート<2492>(東1)が一段ジリ高となって高値更新幅を広げ、前週末の通期業績予想の増額などを連日好感。ジャックス<8584>(東1)は前引け後に発表した業績予想の増額修正など好感され急伸。王子HD<3861>(東1)は13時の四半期決算発表を境に回復基調。シャルレ<9885>(東2)は業績予想の増額が好感され買い気配のままストップ高。クックビズ<6558>(東マ)は後場一段と上げ、飲食業界で一転、人手不足と伝えられ人材事業の回復期待などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億8356万株(前引けは5億7245万株)、売買代金は2兆7778億円(同1兆3561億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は538(前引けは699)銘柄、値下がり銘柄数は1585(同1370)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は4業種(前引けは6業種)にとどまり、高い指数は空運、海運、繊維製品、電気機器、だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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